アイコンタクトと笑顔を上手に使う!
人間、誰しも好きな人ができるとより親密な関係になりたいもの。しかしながら、誰もが意中の相手と両思いになったり、付き合ったりできるわけではありません。
それでも成功の確率をあげるという観点から考えると、ある力を上手に使うことで好きな相手を振り向かせたり、自分をより感じよくアピールできたりするのです。
そのカギとなるのはやはり目・・・アイコンタクト力といった方が分かりやすいかも知れません。では、目をどのように効果的に使えば相手に興味を持ってもらえるのか、またはデートにつながるのでしょう。
気になるから目が合う(誤)目が合うから気になる(正)
人を惹きつける力というのは一種の自己陶酔と関係があるといいます。英国、アバディーン大学(University of Aberdeen)の研究から、人は自分を好いてくれる人間に惹かれるということが明らかになっています。
見つめながらほほえみかけると、相手は自分に気があるかのように感じ、その結果、見つめてくれる相手に魅力を感じるのだとか。魅力とは単に容姿の美しさだけではないようです。
言い換えれば、互いに気になるから目が合うのではなく、目が合うから気になるということ。この点から、ほほえみながら相手に視線を向けることで、相手の気を引くことができるともいえます。
またデートしたいと思わせる要素
金融グループのAXAは2014年、初デートで最も重要なちょっとしたことを調査し、そのトップ5を発表しました。
人はデートの時、相手の何を見てまたデートしたいと判断するのかを尋ねたところ、64%の人が笑顔、58%がアイコンタクトと回答しています。次いで多かったのは、話し方、さわやかな息、センスの良い服装などがあげられました。
この結果から、笑顔とアイコンタクトを上手に使うことで相手にデートを申し込ませることができるのではないでしょうか。
当たり前のようですが、話している時に目が泳いでいたり、苦手な授業を聞いているような表情をしていたりする相手に、良い印象は持ちませんよね。
日本人はアイコンタクトが苦手?
目を効果的に使うことの利点をあげてきましたが、「そうはいっても、目を見て話すのは、またじっと見られるのは苦手・・・」という方は案外多いのではないでしょうか。それはあなたのせいではなく、国民性の問題なのかも知れません。
2013年に東京大学が行った研究で、日本人は欧米人と比較すると、正面から見つめられると「近付き難い」「怒っている」と感じる傾向が高いことが分かっています。
このことから、(相手が日本人であれば)相手の目をじっと見つめるのはNG行為ともいえます。見つめるのではなく、目線を向けるくらいのが良いのかも知れません。
ほほえみを持ってほんの数秒目線を相手に向ける
出会いはいつ、どこに転がっているかわからなもの。自分にとっての素敵な人といつ出会ってもいいように、ほほえみとアイコンタクトを意識することが大切なのではないでしょうか。
自分は愛想がないから、目つきが悪いからなどと諦めずに、チャンスを確実に生かせるように日頃からほほえみとアイコンタクト力を磨いておきましょう。
(画像はイメージです)
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http://www.independent.co.uk/news/scienceAXA プレスリリース
http://www.axa.co.uk/newsroom/2014/media-releases東京大学大学院総合文化研究科 プレスリリース
http://www.u-tokyo.ac.jp/public/public01_250314_j.html