世界で通用するデザイン
4月13日、愛知県蒲郡市の眼科医療機器メーカーである株式会社ニデックは、同社の「オートレンズメーターLM―1800PD」がドイツの2011年「レッドドット・デザイン賞(red dot design award)」を受賞したと発表した。
世界3大デザイン賞の1つである同賞は、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが毎年選定を行っている。
周囲に調和するオートレンズメーター
同賞は、過去2年以内に製品化されたデザインが審査対象となり、革新性や機能性、人間工学、エコロジー、耐久性などの審査基準をクリアした優れた製品に贈られる。今回は60か国の約1,700社が応募した4,433点の中から選ばれた。
審査部門は3つに分かれていて、同社のオートレンズメーターLM-1800PDはプロダクトデザイン部門で受賞した。同製品は、眼科・メガネ店などで、メガネレンズの度数や乱視の種類が分かる乱視軸の測定、中近両用メガネの累進レンズの測定機能を持っている。同社のオートレンズメーターの最高位のモデルである。
外観は、正面から見ると落ち着いた上品な印象であり、側面からは躍動的で精悍な印象を与えるフォルムとなることを意識したデザインである。眼科やメガネ店などに同製品を設置した場合に、周囲に調和しつつ存在感を示すよう工夫を行ったという。

ニュースリリース2011 株式会社ニデック
http://www.nidek.co.jp/news/2011/20110413.html