2014年に稼動予定
コンタクトレンズメーカー最大手の株式会社メニコンが、岐阜県各務原市の産業団地テクノプラザ3に新工場を建設することが明らかになった。2013年4月に着工、2014年11月の稼働を目指している。
ハードレンズ製造の工場
3月17日に、同団地を整備した各務原市土地開発公社と、約7億5500万円で土地売買契約を締結した。分譲面積は3万760平方メートルということである。同社では、設備投資として工場建物や機械装置費を含め総額38億5500万円を見込んでいるという。
テクノプラザ3事業は2009年2月に整備を始め、2010年3月に完成。分譲総面積は約12万平方メートルで、10区画のうち5区画が分譲された。メニコンは10区画中、最大の分譲面積である。
今回、建設される新工場は規模としては、同社主力の関工場(岐阜県関市新迫間)と同様でハードレンズを年間最大200万枚製造が可能になる見通しである。同社の生産技術研究所がテクノプラザ内にあり、関工場にも近いという好立地である。
同社は、シンガポール・シンガポール・インターナショナルビジネスパークに、1日使い捨てコンタクトレンズ専用工場を新設し、2011年3月2日に開所式を行っている。シンガポール工場は、敷地面積約6000m²である。
コンタクトレンズ総合メーカー メニコン
http://www.menicon.co.jp/