ちょっぴり恥ずかしいアノ現象
寒い時期、外から暖かい室内に入ったときに、または湯気のたった熱い料理を前にした時など、メガネユーザーを長年にわたり悩ましてきた問題。それが
『メガネレンズの曇り』です。
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me and the sysop's photostream(画像はイメージ)
曇った瞬間に目の前真っ白、周囲からは軽い笑いも・・・。メガネユーザーのトラウマともいえるこの現象にピリオドを打つ製品を、カナダはケベック州にあるLaval大学が開発しました。
曇りと永遠におさらば
それは
『永久に持続できる防曇コーティング』。開発された世界初の恒久的な防曇コーティングはメガネだけでなく、車のフロントガラス・カメラレンズといった透明なガラスやプラスチックに使用することもできるそう。
主成分は親水性化合物であるポリビニルアルコール。加えて、大気圧プラズマ作用によるシリコン分子の4層が付着し、アルコールと結合することによって、コーティングの耐久性が高められています。
実用化が待ち遠しい防曇コーティングですが、今現在、大学側が主力メガネメーカーと商談中とののことで、私達のメガネが曇りから解き放たれる日はもう少しおあずけとなりそうです。

gizmag
http://www.gizmag.com/permanent-anti-fog-coating
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