携帯以外にも撮影出来るグッズがある
入試問題の投稿事件で、携帯電話の試験会場への持ち込み禁止が検討されている。3月1日のMSN産経ニュースに、興味深い記事が掲載されていた。東京の秋葉原の電気街には、携帯電話以外にも、入学試験の問題を撮影できそうなグッズが並んでいるという。
※画像はイメージ
メガネ型、ペン型などのビデオカメラ
電気街にある小型ビデオカメラなどの防犯グッズ専門店の男性店長(55)が勧めたのは、視界も安定して撮影しやすいというメガネ型のビデオカメラだった。メガネのフレームに記憶カードを差しこみ、カメラは2つのレンズをつなぐ部分に隠されているのである。このメガネ型のビデオカメラでは、高い解像度の映像を連続1時間まで撮影できるという。
このようなビデオカメラは、電気街の一角にある専門店がひしめく路地で買うことが可能である。販売価格は、数千円から十万円程度である。本物としても使える時計型やペン型、ライター型のカメラもある。記憶カードを媒介して、携帯電話でメール送信できるという。
ただ、これらのカメラのほとんどは液晶モニターがついていないため、別の専門店の男性店員によると、目当てのものを撮影するには練習が必要だということである。
多くの機種の電源は最大1時間程度である。動画は1分程度でも容量も大きく、送信にかなり時間がかかるということだ。男性店員は
「手間の少ない携帯電話の方がカンニングにはいいのでは」
と話した。小型ビデオカメラは、実験機器や探偵事務所の尾行用としてのほか、防犯用に買う人もいるということである。

MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110301/crm11030121130037-n1.htm