寄付金は眼科手術費に
第一生命が2007年1月にベトナムの生命保険会社“バオミンCMG社”を買収して誕生した“第一生命ベトナム社”が2011年2月17日に、ホーチミン市貧困患者支援会が活動する貧困視覚障害患者支援プログラムへ1万5000ドル(日本円にして約125万円)を寄付しました。
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Dave_B_'s photostream(画像はイメージ)
ベトナムの最新情報を発信する「ベトジョー ベトナムニュース」によると、第一生命ベトナムはここ3年間、貧困視覚障害患者支援プログラムを支援し続けているとのことで、今回の寄付金はホーチミン市ら他の省や都市の白内障患者・400人の眼科手術費用となるそうです。
人々の眼病・視力への知識が浅い
2008年にベトナムで開かれた失明予防策評価セミナーでは、ベトナムにおける失明原因で最も多いのが『白内障』と発表され、失明者全体の約70%を占めているそうです。白内障によって失明してしまった人たちのうち35%もの人が、自分の病気が何であるか、または治療ができることを知らなかったといいます。
ベトナムには眼科医が少ないこともあり、同国の人口の30%が眼科検診を受けたことがなく、さらにおよそ半数の51%の人しか自分の視力を知らない、といった眼科後進国といえます。
ベトジョー ベトナムニュース