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SD-OCTを使った象の白内障手術が大成功!

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SD-OCTを使った象の白内障手術が大成功!

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アフリカ象、白内障で盲目。パドックから出られず
2月7日付の「レーザフォーカスワールドジャパン」に、象の白内障手術の記事が掲載された。記事によると、米国ノースカロライナ州の動物園のアフリカ象、C'sar(38歳)が、昨年の3月に白内障に罹り、盲目になった。C'sarは安全のためにパドックに隔離して飼育されていたそうだ。

動物にとって、狭いパドックに閉じ込められるのは拷問にも等しい行為だろう。ノースカロライナ動物園の職員たちは、なんとかC'sarを助けたいと願ったに違いない。とはいっても、6tの巨体の持ち主のアフリカゾウだ。安全な手術方法を確保することは、容易ではない。

白内障
イメージングシステムで象の眼を詳細にスキャン
そこで候補に上がったのが、Bioptigen社の眼科イメージングシステム「Envisu R2300」だ。同社の社長/CEO、Dr. Eric Bucklandは「選択肢はEnvisu R2300しかない」と断言。その理由として、ハンドヘルドスキャナ付で市販されている眼科用SD-OCTは、同社の製品しかないことを挙げている。

このスキャナが、重さ6tもの象を仰向けにして行われる手術に役立つのだという。事実、Envisu R2300を使うことによって、手術前に角膜、白内障、水晶体嚢を可視化することができた。

ノースカロライナ州立大学獣医学部眼科助教授、Dr. Richard J. McMullen Jr.が執刀に当たり、C'sarの目から白内障を除去。象にSD-OCT(spectral domain optical coherence tomography)イメージングシステムが用いられたのは初めてである。

Dr. Richard J. McMullen Jr.は
OCTと超音波との最大の違いは、角膜で見ることができる詳細度だ。特にストローマ(間質)と上皮内の詳細だ。外科医として、このレベルの拡大ができることは非常に興味深く、役に立った

と語っている。象の白内障手術は世界で5番目の例となる。

ノースカロライナ動物園の職員によると、
手術以降、C'sarの行動が劇的に改善された。この春は、3.5エイカーのサバンナの1つで草を食うことができるようになるだろう

ということだ。

日本と違いアメリカの動物園には3.5エイカー(およそ4300坪)もの広大なサバンナが用意されているらしい。いずれにしてもC'sarが、再び外の空気を楽しみながら、サバンナの草を食べられるようになってよかった。

外部リンク

Laser Focus World JAPAN
http://www.lfw-japan.jp/news2012/news_20120207_03.html

Bioptigen, Inc
http://www.bioptigen.com/

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