眼鏡が合わない、虫歯が気になる……EDの原因かも
週刊ポスト2012年2月17日号に、気になる記事か掲載されている。10年近くセックスレスだった62歳の男性・Aさんが、ある夜、突如としてみなぎるものを感じ、数年ぶりに充実した夫婦生活を味わったというのだ。
なぜ突然、Aさんが“元気”になったのか……。思い当たることはただ一つ。長年、頭痛に苦しめられてきたAさんは、病院で「眼鏡が合っていない。視神経の疲労からくる頭痛」と診断され、
眼鏡を作りなおしたのである。
男の自信のバロメーター。虫歯治療でED克服
61歳のBさんにも、同じような体験があるという。Bさんは忙しさにかまけて虫歯を放置していたが、定年を機に歯の治療を始めた。数週間かけて虫歯をすっかり治療し、歯石を取るなど歯のクリーニングも受けた。
Bさんは治療を終えて気分が爽快になり、明らかに“元気”になってきたという。Bさんも50歳の頃から妻とはセックスレス。AVを見ても元気にならず、勃起不全に陥っていた。
虫歯を治療した途端、まるで30代の頃のような硬さを取り戻したBさんは、男としての自信を取り戻すことができたと語っている。
体の不快を放置して、ストレス溜めると元気なくなる
眼鏡や歯の治療をすると、どうしてED(勃起不全)が改善されるのか。東京EDクリニックの玄于享院長は、EDは体の病気が原因でなければ、大きな要因は精神的なものだという。
頭痛や歯痛などのストレスが加わると、自律神経系の交感神経が優位に働き、血管が収縮する。海綿体の血管が収縮すれば、陰茎から血液が流出してて萎えてしまうのだ。
逆にリラックス状態になると自律神経系の副交感神経が優位に働き、海綿体の血管が弛緩して血行が良くなる。眼鏡の身長や歯の治療でストレスを解消したため、自律神経系のバランスが整い、元気が蘇ったのではないかというのだ。
勃起不全が歳のせいだけではない。あらゆる年代の男性に起こりうる事態だ。
合わない眼鏡や虫歯を放置していると、思わぬ箇所に影響が及ぶ可能性がある。今すぐ治療をして“元気”を取り戻そうではないか。

NEWSポストセブン
http://www.news-postseven.com/archives/20120211_86509.html