あなたの花粉症対策、それで大丈夫?
そろそろ花粉の飛散が本格化する。 MSN産経ニュースでは、花粉症による目のかゆみや充血をなどの症状を少しでも軽減する対策を紹介している。
MSN産経ニュースの記事によると、
花粉症対策その1は、
花粉症用の眼鏡やゴーグルをかけ、花粉をなるべく目に入れないようすること。花粉症用の眼鏡を購入するときには実際にかけてみて、フレームと顔の隙間ができるだけ狭いものを選ぼう。
洗い過ぎは厳禁。ドライアイの原因に
花粉症対策その2は、帰宅後は目を流水ですすいで
花粉を洗い流すこと。ただし洗い過ぎは禁物。ドライアイの原因になるので注意が必要だ。
専用のカップに注いで使う洗眼液は、目の周りに付いた花粉やカップに付いた汚れなどが目に入らないよう注意してほしい。そして、洗いすぎは逆効果だと肝に銘じておこう。
福岡大医学部の内尾英一教授は
眼球の表面は涙液などで潤いが保たれており、洗い過ぎはドライアイの原因に。多くても1日3回程度にとどめましょう
と注意を呼びかけている。
目薬の使用量は、1回当たり1滴ずつで十分だ。点眼したらしばらく目を閉じ、薬液を目に広げる。一度に何滴も点眼しても目の外に流れ出るだけで、花粉を流し出す効果はほとんどないということだ。
目薬に含まれる防腐剤や目から流れ出た花粉がまぶたに付着すると、皮膚炎になることがある。まぶたの皮膚は薄くてデリケートだ。炎症を予防するために
目薬は1滴にとどめ、あふれ出た薬液は清潔なティッシュなどで優しく拭き取ろう。
眼鏡とマスクで怪しまれちゃいそう!?
花粉症対策その3は、
マスクを着用すること。鼻や口から花粉を吸い込むと目に症状が表れることがあるので、鼻炎の症状がなくてもマスクをしたほうがいい。
また、花粉症の基本的な予防策である、帰宅したら家に入る前に衣服に付いた花粉を落とす、晴れた日は布団を干さないなど、花粉を室内に持ち込まないことも大切だ。
最後に、コンタクトレンズを使用している人は要注意だ。内尾教授は
最近はソフトコンタクトレンズを使う人が多いが、レンズと角膜の間に花粉が入り込んでも気付かず、アレルギーを悪化させることがある
と警告している。できるなら、1日使い捨てのタイプか、眼鏡に切り替えることをおすすめする。

MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120214/