何があったのマイクロソフト? 次期CEO候補が退社
米マイクロソフトはアメリカ時間の11月12日、ウィンドウズ部門プレジデントで、「Windows 8」の開発責任者だったスティーブン・シノフスキー氏(47)の退社を発表した。
シノフスキー氏の後継者には、Windows 7/8のユーザーエクスペリエンス開発のプログラムマネージャーだったジュリー・ラーソン-グリーン氏と、Windows部門のCFO兼最高マーケティング責任者のタミ・レラー氏が引き継ぐ。
両氏ともマイクロソフトの最高責任者であるスティーブ・バルマー氏の直属となり、今後Windows部門は2人の女性幹部による2頭体制となる。
このタイミングでの辞任に憶測の声
新OS「Windows 8」は先日発売されたばかり。このタイミングでの突然の辞任であるだけに、“Windowsの売れ行きに翳りが見えているのではないか”、“シノフスキー氏と他の役員との間で対立があったのではないか”などの臆測を呼んでいる。
シノフスキー氏は、1989年にマサチューセッツ アムハースト大学でコンピュータ科学の修士号を取得。同年7月にマイクロソフトに入社した。
プレジデントに就任したのは2009年9月。Windows部門の開発からビジネス戦略、マーケティングに至るまで全てを統括するWindows & Windows Live担当プレジデントとして陣頭指揮をとってきた。今回の突然の退社の理由については、明らかにしていない。

マイクロソフトPressPass
http://www.microsoft.com/japan/presspassNews Center/Microsoft
http://www.microsoft.com/en-us/news/Press