波紋を呼ぶ和子夫人の離縁状
「週刊文春」(2012年6月21日号)がスクープした
小沢一郎夫人の手紙は、陰謀だとの記事が「SPA!」(7/3・7/10合併号)に掲載されるなど、真偽が話題になっている。小沢夫妻にいったい何が起こっているのだろう。
NEWSポストセブンによると明らかに事実なのは、和子夫人が小沢一郎氏との
離婚を決意し、慰謝料の協議を申し入れたことだという。
今回の工作に関与した反小沢派が、文春の記事が発表される以前に
いよいよ小沢を潰す時がきた。息の根を止めるものすごい情報が近く報道される
と政界関係者の一部に触れ回っていたと、NEWSポストセブンは報じており、背後で糸を引く人物がいるようだ。
手紙の内容はデタラメと後援会
和子夫人の直筆だとされる手紙に書かれている内容は、後援会の人間が見れば、でたらめな内容だとすぐにわかるという。ただし
和子さんと、それを支える次男が小沢先生に反旗を翻している事実は変わらない。(NEWSポストセブンより引用)
誰かに
そそのかされて和子夫人自らが書いたのか、
捏造されたのかはわからないが、この手紙が後援会と地元に向けられている点から、骨肉の争いが起こるのではないかと心配されている。
骨肉の争いを懸念する後援会
「SPA!」(7/3・7/10合併号)で小沢夫人の手紙問題についてジャーナリストの藤本順一氏との対談記事を発表した有田芳生氏は、「週刊文春」記事のネタ元について、
次の衆院選で誰が岩手から出馬するか?で見えてくるでしょうね
と語り、
出馬した本人か、背後にいる人物が和子夫人を利用した可能性が高い
と指摘している。
週刊文春に全文が公開された小沢夫人の手紙に
離婚の慰謝料を受け取ったら岩手に義援金として送るつもりです(「週刊文春」(2012年6月21日号)より引用)
と書かれていることから考えて、小沢つぶしを望む人たちが、
次男や和子夫人自身を小沢氏の対抗馬として擁立するのではと憶測する声も、後援会から出ている。
そうなるとマスコミの興味は家族問題を軸に、小沢一郎の人間性をあぶりだす方向に進むだろう。本日発売の週刊文春には、
小沢夫人の直筆手紙について、どのような記事が掲載されるのだろうか。

NEWSポストセブン
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