中国選手のスパイクが宇佐美の顔面を直撃
8月6日におこなわれたロンドン五輪世界最終予選兼アジア予選男子大会。大切な中国戦前の練習で、中国選手のスパイクが、日本チーム主将・宇佐美大輔(パナソニック)の顔面を直撃し顔面打撲による右目の内出血と診断された。
長身の選手がジャンプしてくりだす猛スピードの球が、顔面を直撃したのだからたまらない。
真っ白でまったく見えなくなった
( Sponichi Annexより引用)
ため、中国戦を欠場した。主将不在の日本チームは1-3で中国に敗れ、5位に後退した。
翌7日のオーストラリア戦は、負ければ五輪獲得が絶望的となるため、宇佐美選手も復帰。3‐0のストレート勝ちで五輪出場への望みをつないだ。
宇佐美選手は
負けたら終わり。『五輪に行きたい』という気持ちで1つになった
(デイリースポーツonlineより引用)
メンバーが一丸なったと語った。
(画像:パナソニック スポーツ)
柳本前監督は「ルール違反」とコメント
宇佐美選手が負傷したときの映像が6月7日、情報番組「あさズバ!!」(TBS系)で放送された。番組解説者として出演した全日本女子バレー、前監督の柳本昌一氏は
お互いが合意の上で、まっすぐに打つということで、コートを半分ずつ使っている。ここまで言っちゃいけないと思うんですけど、意識して狙っていると言ってもいいぐらい。完全なルール違反ですね
(J-CASTニュースより引用)
とコメントした。
朝日新聞オリンピックニュースはTwitterで、中国の周建安監督が
申し訳なく思う。主力セッターが代わり、試合前の戦術で考えがあっただろうが、始まってすぐ(中国側に)連続得点があった。少なからず影響はあったと言える
と謝罪したと紹介している。故意か過失かは不明だが、大きな怪我につながらなくて本当に良かった。

デイリースポーツonline
http://www.daily.co.jp/general/2012/06/08J-CASTニュース
http://www.j-cast.com/2012/06/07134887.html?p=all朝日新聞オリンピックニュース
https://twitter.com/#!/asahi_olympicsパナソニック スポーツ
http://panasonic.co.jp/sports/volleyball/member