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ブルーライトだけが悪者なのか?

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目と脳
目という感覚器官(具体的には網膜)は他の感覚器官と違って脳と直接神経がつながっています。
ブルーライト
網膜は光を感じると神経伝達物質を放出し、脳へ情報を伝達します。

網膜から脳へ伝達される情報には二つの種類があり、一つは色彩や物の形、物の動きといった脳の中でイメージを形成するためイメージ形成の視覚と呼ばれるもの。もう一つは光の情報を脳に伝えて朝起きて夜には寝るという行動の引き金になる非イメージ形成の視覚と呼ばれています。

後者は2002年に発見された物ですが、この視覚はいわゆるブルーライトが網膜に当たると光受容体がメラノブシン物質を放出し、人の体内時計を調節しているという説もあります。

夜寝る前にスマートフォンやゲームを行うと脳が眠る状態になりにくいことがありますが、これは非イメージの視覚が影響しているという説が有力です。日中にブルーライトを遮るメガネをかけていると体は眠る状態になるかもしれません。

VDT作業と目
厚生労働省はVDT作業を1時間行うと15分間の休憩を取ることを勧めています。ブルーライトを遮るメガネはVDT作業中に目を疲れにくくするとして、広く使われており、大阪大学の研究によると、眼精疲労には男女差があることが分かっています。

女性では6時間以上のVDT作業が6時間を超えるとオッズ比が2.93になりますが、男性では時間による差はありません。

また、女性ではノートPCを用いるとオッズ比が2.56になりますが、男性では変わりません。これ以外に有意にオッズ比が女性のみに上がるのは足下の冷えがあります。

男女ともに有意に上がるのは猫背です。男性だけで有意にオッズ比が上がるのは机の上の狭さです。

このデータから考えるとブルーライトも影響がありますが、それだけではなさそうです。

(画像はイメージです)


外部リンク

文献:内因性光感受性網膜神経節細胞(ipRGC)の光応答性に関する基礎的研究
http://www.hues.kyushu-u.ac.jp/education/student/pdf/2008/

文献:大学および附属学校の教員と事務職員のVDT作業と眼および筋骨格系自覚症状に関する研究
https://www.jstage.jst.go.jp/article/isljsl/89/3/89_102/_pdf
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